暮らしのコラム

【住宅を建てる時に大切なお金の話し:住宅ローンについて】

2021年11月2日


こんにちは♪家を建てる時に大切なコト。今回は、住宅ローンについて人に聞きにくい疑問を解消していきます。住宅を購入する際にどれぐらいの人が住宅ローンを利用しているのか、住宅ローンを借りる世帯の割合について2021年4月に行われた調査が以下となります。



クロス・マーケチングより参照




このようにほとんどの人が住宅ローンを利用しています。ご自分がどれくらい借り入れが出来るのか気になるところだと思います。いくら借り入れ出来るかよりもいくらなら返せるのかと、考えること大切です。住宅を購入した世帯年収倍率、年収の6倍~7倍が平均と言われていますが、個別のケースによって異なります。車のローンなどがある場合では、同じ年収でも借り入れ額が変わってきます。それは、『返済比率』がとても重要になるからです。聞きなれない返済比率とは、「年収に占める年間返済額の割合」です。「年間返済比率÷年収」で算出されます。金融機関によって若干違いはありますが、だいたい30%が基準と言われています。(額面年収の場合20%とある場合も)住居費は、手取りの3分の1程度が適正と言われています。その返済の中には住宅ローン以外に車のローンも入るので、個々で変わってきます。下記で年収300万円・年収500万円・年収700万円で返済比率をご確認ください。















ちなみに、フラット35の返済比率は、・年収400万円未満30%以下 ・年収400万円以上35%以下となります。



最近は、このように返済比率の方を優先して考える銀行が多くなっているようです。また、大切なことは、収入の安定性です。住宅ローンは20年・30年と長期に渡り返済していくローンですので、今の年収が今後も継続していくということが重要です。その一つが勤続年数となります。例えば、年収1,000万円以上で勤続1年の人より、年収500万円で勤続年数5年の人の方が住宅ローン審査に通過しやすいということもあります。







お家づくりを具体的に始める前に、ぜひ、ご参考にされてください。